要約した内容を壁に貼り付ける参加者たち=佐賀市の佐賀商工ビル

 社長や上司が組織を動かすのではなく、組織にいる一人一人の自律を基礎とした新しい組織マネジメント「ティール組織」について、1冊の本から学ぼうとする読書会が7日、佐賀市の佐賀商工ビルであった。NPO法人や学生団体の代表ら15人が参加し、本を読み進めながら、理解を深めた。

 読書会では、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)と呼ばれる新しい読書法が用いられた。ABDは、1冊の本を参加者が分担して読み、内容をまとめて発表し、1日で本の読了を目指す読書法。今回は『ティール組織―マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー著、英治出版刊)を使用した。

 参加者たちは約600ページある本を分担し時間内に読み進め、「人類がこれまでどのような組織を築いてきたのか」「トップダウン型の組織は限界がきている」など、自分が読んだ箇所の要約を発表した。

 佐賀大学で学生団体の代表を務める本村奏恵さん(20)は「組織の代表として参加し、新しい組織の在り方を学ぶことができた。読書はあまりしないが、うまくまとめることができた」と満足げに話した。

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