奪還作戦のデモンストレーションで進行する水陸両用車AAV7=佐世保市の相浦駐屯地

 陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で、編成式典を開いた水陸機動団。離島奪還作戦のデモンストレーションでは、目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)に配備されているヘリコプター2機も参加した。水陸両用車の整備拠点も目達原にあり、連携運用の一端が垣間見えた。

 デモンストレーションで真っ先に飛来したのは、目達原駐屯地配備の多用途ヘリ「UH1J」。主力部隊に先んじて潜入し、地形の把握や相手の状況を解明する偵察の隊員を輸送した。その情報を基に空からの攻撃を担ったのも、目達原に配備されている対戦車ヘリ「AH1S」だった。

 離島奪還の主力が乗り込む水陸両用車「AAV7」10両も使われた。現時点で相浦と玖珠(大分県)の両駐屯地に計12両が導入されており、事故による大規模な修理や高度な整備などは、昨夏に目達原駐屯地内に完成した工場で行われる。

 広報担当者は「水陸機動団は北部九州が拠点。整備のほか、作戦では輸送や火力の支援などで目達原の部隊とも連携することはある」と話した。

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