鳥栖-C大阪 前半14分、相手シュートのブロックに入る鳥栖DF高橋祐(左)。奥はGK権田=大阪市のキンチョウスタジアム

 昨季2冠の強敵相手に2点のビハインドをはね返すことはできなかった。鳥栖はFW趙東建(チョ・ドンゴン)の得点で一矢報いたものの、終盤5バックを敷いたC大阪の守りを崩せず、1-2の惜敗。開幕からカップ戦を含め9戦を終えたが、いまだに無失点試合がなく、MF原川は「ミスからの失点が多すぎる」と厳しく振り返った。

 柿谷、杉本らJリーグ屈指のストライカーをそろえる難敵。選手たちは「気を張って90分間しのぐ必要がある」と警戒していたが、一瞬の隙を突かれた。前半27分、ゴール前の攻防でDF金敏爀(キム・ミンヒョク)がボールを収めきれず、柿谷に決められた。

 後半10分のCKからの失点も、ニアサイドにいた3人が誰もボールに触れることができず、直接ゴールに吸い込まれた。

 リーグ戦6試合を終え、18チーム中8位(暫定)とまずまずの滑り出しとなっているが、総失点9はワースト2位タイ。一方、攻撃は好調で総得点9はトップタイとなっている。

 前節・名古屋戦は2点差をひっくり返して逆転勝ち。ただ、この日はスペースを与えてくれないチームに対する攻め手がなかった。

 第2節以降、相手に先制を許す試合が続いている。フィッカデンティ監督は「取られても諦めずに取り返すことができている」と前向きに語るが、鳥栖の本来の姿とは言えない。中3日で迎える11日の柏戦は必ず先手を取ってほしい。

このエントリーをはてなブックマークに追加