9日開設する「こども発達教育スクールおへそこどもスタジオ」。療育に携わったスタッフらが配置される=佐賀市水ヶ江

 「おへそこども園」を運営する社会福祉法人みずものがたり(佐賀市)は9日から、発達障害などのある未就学児向けの療育に取り組む。吉村直記園長は「幼児期から継続的に通ってもらい、不得意なことができるようサポートしたい」と話す。

 

 新たに開設する児童発達支援施設「おへそこどもスタジオ」(同市水ヶ江)は、発達障害やダウン症などの子どもが対象。1日定員10人で、元養護教諭ら6人を配置する。子ども一人一人に合わせながら、集団生活に適応するための動作などを指導していく。

 これまでも発達障害の園児がいたが、「専門性がないのに預かり、『これでいいのか』という気持ちがつきまとっていた」と吉村園長。保育園で預かっているうちに障害が分かるケースもあり、専門的な支援に特化した環境が必要になっていた。

 スタジオには、保護者が子どもから分からないように行動を見ながら、スタッフと話し合える部屋や、集団の中だと落ち着かない子どもが過ごす個室もある。空手や音楽、料理、こども園との交流も取り入れていく予定だ。

 施設は鉄骨造りの2階建てで、1階には同社会福祉法人が運営する、従業員や企業向けの「企業主導型保育所」が開所している。吉村園長は「障害の有無にかかわらず、成長できる環境を整えていきたい」と話す。

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