鳥栖―横浜M 後半12分、鳥栖FWイバルボ(左)がPKを決め、2-0とリードを広げる=横浜市のニッパツ三ツ沢球技場

 佐賀新聞社がインターネット投票をもとに選出するサガン鳥栖の月間MVP。3月は名古屋戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、逆転勝利に貢献したFWビクトル・イバルボ選手(27)に決まった。抜群のキープ力と巧みなパスで攻撃を活性化しているチームの大黒柱にこれまでの戦いを振り返ってもらった。

-3月の月間MVPに選ばれた。

 チームメートがいるからこそ、活躍できているのだと思う。投票してくれたファンの皆さんに感謝したい。

-3月はリーグ戦を2勝1分け1敗で終えた。

 すべてのチームが最高の結果を目指し、トレーニングしている中、いい結果を出せてよかった。しっかり準備をしたからであり、そういう取り組みができていることが素晴らしいと思う。

-コンディション不良で出遅れ、3月上旬に実戦に復帰した。

 自分としては100%の状態でなく、プレーする資格がないのだと感じていた。やっとみんなに追い付いけた。

-横浜戦、名古屋戦のゴールはいずれも勝利につながった。

 自分がゴールを決めたかどうかは大事でない。チームの勝利がすべてだと思ってやっている。

-開幕して間もないが、6位と上々の滑り出しを見せている。

 長いシーズンの中で、うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。大切なのは現状に満足しないこと。もっと良くならないと上にいけないとみんなが思っている。

-4月は過密日程でカップ戦を含めて8試合を戦う。

 サッカーの質を上げるとともに、コンディションを維持することが重要。監督が調子の良しあしを見てくれるので、いい準備をし、一番状態がいい選手が試合に出ることが大切だと思う。

-C大阪戦に向けて抱負を。

 C大阪が強いチームであることは分かっている。ただ、われわれもC大阪に警戒されるべきチームとの自負がある。堂々と、臆することなく試合に臨みたい。

-サポーターにメッセージを。

 ホーム、アウェーに関係なく、サポーターの皆さんに後押ししてもらっていることに感謝しています。これからも応援よろしくお願いします。

■ビクトル・イバルボ

 1990年5月19日生まれ。コロンビア出身。188センチ、79キロ。2008年にアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)でプロデビューし、11年にカリアリ(イタリア)に移籍。その後、ローマ(同)やワトフォード(イングランド)など欧州のクラブでプレー。カリアリではフィッカデンティ監督の指導を受けた。コロンビア代表として14年のワールドカップ・ブラジル大会などに出場した経験がある。

 長身でしなやかな動きが際立ち、懐も深く、ひとたびボールを持てば巧みなキープや正確なクロスで好機を演出する。第3節・横浜M戦ではPKで今季初得点。第5節・名古屋戦では1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いた。

=MVP選出理由=

■キープ力、球際での美技。まだまだ進化していく予感がします。

■個人技、闘志、陽気さがスタジアムの雰囲気を一変させるから。特に名古屋戦はしびれました。

■チームの得点源。彼なしでサガンの攻撃は語れない。

■足が速くボールキープもできる。ワンタッチプレーも見事。

■ボールを持った後のテクニックにわくわく! サッカーへの姿勢がとても素晴らしいです。

■ゲーム中の存在感がすごい。これからもサガンの攻撃の核になってほしい。

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