玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の2次系配管から蒸気が漏れたトラブルを受け、九州電力は6日、配管(16本)の交換作業を始めた。初日は穴が空いた配管を含む4本の交換に着手、残り12本も順次作業を進める。発電停止から6日が経過し、交換作業に数日かかることから、24日としていた営業運転復帰は5月以降にずれ込む公算が大きく、5月に予定していた4号機の再稼働にも影響を与えそうだ。

 九電によると、1日から5日にかけて穴の空いた配管を含む4本を取り外して管の内側を確認。6日午後3時から新品と交換する作業を始めた。脱気器の機能を維持するため、一度に交換できる配管数は4本までという。

 九電は発電再開の時期について「佐賀県から専門家の意見をいただくことになっている。そのアドバイスに基づいた検討、実施をする必要があるため、現時点では分からない」と話す。

 蒸気漏れは3月30日夜に発生。九電は水から余分な酸素などを取り除く「脱気器」の空気抜き管の1本が雨水による腐食で穴が空き、蒸気が漏れたと推定する中間報告を2日に発表していた。少なくとも再稼働した3月23日には配管を覆う外装板にさびがあることを確認していたが、配管の機能を損なうとは判断していなかった。

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