東京商工リサーチ佐賀支店が発表した佐賀県内の10月の倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比4件減の3件、負債総額は同95・67%減の1億2千万円だった。単月の倒産件数が1桁台となったのは96カ月連続。

 原因は既往のしわ寄せが2件、販売不振が1件で、いずれも破産だった。業種は建設、小売り、サービス業で、負債額はいずれも5千万円以下だった。

 同支店は「金融機関が債務返済の繰り延べに弾力的に応じ、落ち着きを見せている」と分析。一方、データに表れない零細規模の破産が続いており、「全国と比べて佐賀は景況感が上がっていない。業績不振から中小企業の息切れ倒産が出てくる可能性がある」と慎重な見通しを示した。

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