幕末・明治期の食材で作った「シシリアンライス明治維新バージョン」

「シシリアンライス明治維新バージョン」を考案したまちおこしグループのメンバーと秀島市長(右から2人目)=佐賀市役所

 もしも、明治維新の頃にシシリアンライスがあったら-。佐賀市のまちおこしグループ「佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ」が4日、明治維新150年にちなみ、佐賀市のご当地グルメ・シシリアンライスの「明治維新バージョン」を発表した。

 シシリアンライスは、昭和50年ごろに佐賀市の喫茶店で提供したのが始まりとされる。一枚の皿にライスを敷き、炒めた肉、生野菜を盛り付けて、マヨネーズで味付けするのが基本で、店によってさまざまなアレンジがある。市内だけでも約40店が提供している。

 今回は幕末・維新期の食料事情を踏まえて、麦ご飯に、みそだれで煮込んだ牛肉と、レンコンやカボチャの素揚げを用いた。味付けは、豆腐にポン酢やごまだれを混ぜ合わせた特製豆腐マヨネーズで、濃厚な味わいに仕上げている。

 佐賀大経済学部の山口星奈さん(21)が文献などに当たって時代考証を、同会メンバーの依光好子さん(61)が調理を担当した。

 佐賀市役所で開いた発表会では、秀島敏行市長が明治に活躍した大隈重信にふんして試食し「これなら、ハイカラ好きで知られた大隈さんもびっくりするはず」と太鼓判。同会代表の中島丈晴さん(43)は「シシリアンライスを通じて佐賀を発信していきたい」と手応えを語っていた。

 4月4日は「44(シシ)」の語呂合わせで「シシリアンライスの日」に定められている。

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