小城市内で3例目の民営保育園になる「いわまつ保育園」。清水福祉会が運営する=小城市小城町岩蔵

 小城市小城町岩蔵のいわまつ保育園(宿谷(しゅくたに)ヤスエ園長)が7日、開園する。3月まで市営だった旧岩松保育園が民営化され、新たに市内を中心に特別養護老人ホームなどを手掛ける社会福祉法人清水(きよみず)福祉会が運営する。0歳から5歳児まで105人(4月1日時点)を受け入れる。

 市内で民営になった保育園・幼稚園は2011年の旧牛津保育園、昨年春の芦刈幼稚園に続いて3例目。公立施設への国の補助廃止などで施設整備・運営の財源確保が難しくなっているためで、市は残りの公立保育・幼稚園5カ所について公立の認定こども園整備や民営化も視野に、市子ども・子育て会議の意見を聞きながら協議を進めている。

 同法人の平松克輝(かつき)理事長は旧岩松保育園の第1期卒園生。同園の嘱託医も務めた。グループ法人のひらまつ病院は1989年から、従業員や患者向けの院内保育施設も運営している。園は当面、現状のまま使用する計画で「乳幼児の発達に合わせ、病児、病後児保育など多様なニーズに対応していきたい」としている。

 市内の待機児童数は3月1日時点で7人。人手がかかる3歳未満児の受け入れが増え、保育士の確保が進まないことが要因という。

 岩松保育園は50年、地元の松尾山光勝寺の住職、北村大成さん(故人)が岩松小の2教室を借りて創設。68年に公立となり、約70年間で3724人の園児が巣立った。7日は現地で開園式がある。

  

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