佐賀労働局が3月30日に発表した2月の佐賀県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・01ポイント下回り1・28倍だった。企業の人手不足感は依然として強く、1・2倍を超える高水準を11カ月連続で維持している。

 有効求人数は前年同月比3・2%増の2万159人。有効求職者数は同3・8%減の1万4865人。新規求人倍率は前月よりも0・08ポイント低い1・76倍。新規求人数は前年同月比1・7%増の6895人。新規求職者数は同4・5%減の4056人だった。

 産業別の新規求人数を前年同月と比べると、宿泊、飲食サービス業が17・2%増、製造業が14・1%増と大幅に上昇した。慢性的な人手不足で、宿泊客を減らさざるを得なかったり、入札に参加できない事例も出ている。

 正社員の有効求人倍率は前年同月を0・14ポイント上回る0・88倍だった。労働局の担当者は「パートから正社員に切り替えても人員確保が厳しい企業も多い。高齢者の雇用や、設備投資による生産性向上も必要になっている」と話す。

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