金塊約206キロを昨年5月に唐津市の名護屋漁港に密輸したとして、関税法違反(無許可輸入)などの罪に問われた中国籍の被告(43)と、裁判に参加して金塊の所有権を訴えた中国法人が4日、一審佐賀地裁判決を不服として福岡高裁に控訴した。地裁は金塊を没収する判断をし、被告に懲役懲役2年6月、罰金150万円、執行猶予5年を言い渡していた。

 3月26日の一審判決は「中国側の首謀者の会社に金塊を貸し出した」とする法人の主張に対し「貸し出した経緯や理由が不明で、金塊の所有者であることを認める証拠はない」と結論付けた。被告に関しては「金塊を搬送するなど重要な役割を果たした」とした。

 金塊は押収量としては過去最多で、計9人を逮捕した昨年5月の時価は約9億3千万円相当だった。

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