討論会で伊万里市の将来像や重要政策について意見を述べた(左から)井関新氏、塚部芳和氏、深浦弘信氏=伊万里市民センター

 伊万里市長選(8日告示)に立候補を表明している3氏の公開討論会が4日夜、市民センターで開かれた。現職で5選を目指す塚部芳和氏(68)、新人で元市産業部長の深浦弘信氏(62)、学習塾経営の井関新氏(62)が、少子高齢化が進む地域の暮らしをどう守り、街や産業を活性化させるか意見を述べ合った。

 力を入れたい政策について塚部氏は「人口維持を大きな課題と捉え、子育て支援や教育環境の整備を進める。若者の雇用を確保する」と主張。深浦氏は「市役所を高台から中心市街地に移し、大型商業施設と一体化させてにぎわいをつくる」と構想を述べた。井関氏は「自然豊かな国際自由都市を目指す。難民を受け入れ、大学を誘致する。橋とか道路とかでなく、文化をつくりたい」と訴えた。

 教育や子育て、医療福祉、防災などに関してもそれぞれ持論を述べた。傍聴した志賀正昭さん(73)は「伊万里をどうしたいのか、3者の考えがよく分かり参考になった」と話した。

 伊万里青年会議所が主催し約350人が来場した。地元のケーブルテレビで録画放送され、9日からは動画サイト「ユーチューブ」で公開される。

このエントリーをはてなブックマークに追加