町民無料のコミュニティーバスの出発式で、テープカットする岸本英雄町長(中央)ら=東松浦郡玄海町

 東松浦郡玄海町で2日から、町民は無料のコミュニティーバスが走り始めている。路線バスの空白地帯を埋め、地域の安全な移動手段を確保する。

 バスは九電が町に譲渡していた10人乗りのワゴン車を利用し、町から委託を受けた町社会福祉協議会が運行する。1日5便で、月~土曜日に走る。町役場や病院、スーパーなど主要施設には必ず寄り、町内を三つに分けたコースを曜日ごとに回る。

 町民には町内在住を証明するカードを配布しており、バスに備える読み取り機にかざして乗り降りする。障害者など、乗降に手助けが必要な場合は町外の介助者も無料にする。

 住民無料のコミュニティーバスは県内で初めて。昨年10月に始める予定だったが、バス停整備に時間がかかったため開始が半年遅れていた。

 新田地区の「まいづるナイン玄海店」北に整備した新バス停で開いた出発式では、岸本英雄町長が「交通の不便さ解消のためにぜひ皆さんに使ってほしい」とあいさつ。鬼木茂信副町長らとテープカットした。

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