神埼市千代田町の住宅に陸上自衛隊の戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、陸自の事故調査委員会が宇宙航空研究開発機構(JAXA)から協力を得ていることが4日、分かった。JAXAが陸自の事故調査に正式に関わるのは初めて。

 陸幕広報室によると、JAXAは航空機などの科学技術に関して最新の知見があり、民間の航空機事故の調査に協力することも多い。神埼の事故では民間の有識者が委員会に加わっており、その民間委員からJAXAに協力を求めるべきとの助言があったという。

 委員会は3月20日、有識者を交えた初めての会合を開き、今後の調査の進め方について認識を共有した。中身の具体的な内容は明らかにしていない。

 原因究明の鍵を握る飛行記録や整備履歴が残っているとみられるメンテナンス・データ・レコーダー(MDR)に関しては、米国で抽出したデータを国内メーカーが解析を進めている。

 防衛省は、2月5日の墜落事故で焼失した住宅以外に、部品落下などで損傷した住宅の屋根など8件に関しては修繕が終了したと説明している。

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