県内三つの大学と短大で2日、入学式があった。学生たちは将来の希望や夢を胸に抱き、新たな学生生活の第一歩を踏み出した。

多様性身につけて 佐賀大学

宣誓する学部入学生総代の福川源生さん=佐賀市の佐賀市文化会館

 佐賀大学の入学式が佐賀市文化会館であり、学部生1408人と大学院生316人計1724人(外国人留学生31人含む)が新たな学生生活をスタートさせた。

 宮崎耕治学長が入学許可を宣言し、学部生を代表して教育学部の福川源生さんが「学業に励み、人格の修養に努め、佐賀大学の学生としての本分を全うする」と宣誓した。宮崎学長は急速に変化するデジタル社会への対応を求めた上で「激変する社会で活躍するため、専門領域の学問を学ぶだけでなく、多様性も身につけて」と激励した。

 芸術地域デザイン学部の高木里奈さん(18)=佐賀市=は「企画を立てることに興味がある。4年間で自分の夢を見つけたい」と抱負を語った。医学部の須磨則正さん(19)=兵庫県宝塚市出身=は「小学生の時から医師を目指していた。これからが勝負。技術をしっかり身につけたい」と話した。

 

人として成長を 九州龍谷短大

学問、技能を身につけようと決意を新たにする新入生=鳥栖市村田町の九州龍谷短大

 九州龍谷短大(鳥栖市村田町、後藤明信学長)では、仏式による入学式が厳かに行われた。人間コミュニティ学科32人、保育学科62人の計94人が飛躍を胸に大学生活のスタートを切った。

 在校生らでつくる聖歌隊が仏教式典序曲を歌い開式。後藤学長は「学問、技能を身につけるだけでなく、人間として大きく成長してほしい」と式辞を述べた。入学生を代表して保育学科の紫村まいさん(18)=鳥栖市=が「目標に向かって学問を究め立派な社会人になるよう充実した学校生活を送る」と宣誓した。

 新入生の出身県別人数は佐賀63、福岡13、長崎・熊本各6など。男女比は男性17、女性77だった。後藤学長は再任で、任期は4月1日から2年。

 

未来を担う女性育成 佐賀女子短大

入学生を代表して宣誓する久保詩織さん=佐賀市の旭学園体育館

 佐賀市の佐賀女子短期大学(田口香津子学長)の入学式では、新入生134人が希望を胸に大学生活のスタートを切った。

 同短大初の女性学長となった田口学長は、旭学園の新理事長も女性が就任したことに触れ、「私も理事長も、女性や子どもが幸せに生きるための市民活動をしてきた。未来を担う女性の人材育成には人一倍情熱を持って関わっていく」と力強く語った。新入生に向けて「可能性を広げる学習環境も豊富。留学への門戸も開いている。さまざまな力を身につけ、有意義な学生生活を送って」と激励した。

 新入生を代表して地域みらい学科の久保詩織さん(18)が「旭学園の建学の精神にのっとり、大学生としての誇りと責任を自覚して、学術や技芸の研さんと人間性の陶冶(とうや)に精進します」と宣誓した。同短大は本年度、食や福祉などを学ぶ「地域みらい学科」に73人、教育や子育てを学ぶ「こども未来学科」に54人、韓国や中国から留学生7人が入学した。

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