復旧した排水ポンプ2号基の減速機(手前)とポンプ駆動用エンジン=佐賀市金立町の巨勢川ポンプ場

 佐賀市金立町千布の巨勢川調整池で昨年夏に故障した排水ポンプ1基が復旧した。国交省武雄河川事務所は、金属疲労が見つかった部品の交換など修理に約2億円かかったとしている。

 昨年7月の降雨時、排水ポンプは回転式ガスタービンエンジン内部の異常な振動を感知し、自動停止した。ガスタービンメーカーの技術者らが調べたところ、エンジンと減速機を結ぶ円筒形の部品(直径20センチ、長さ95センチ)に15センチほどの亀裂が見つかった。

 ポンプは1基当たり毎秒13トンの排水機能を備え、2005年3月に2基を設置した。調整池から嘉瀬川に排水している。

 調整池には、国史跡で縄文早期の湿地性貝塚「東名(ひがしみょう)遺跡」の遺物が埋蔵されているが、影響は出ていないという。

このエントリーをはてなブックマークに追加