佐賀県産食材に特化した香港の和食店「佐楽」のグランドオープンの式典が9、10の両日、現地で開かれる。行政や金融、JA、流通、メディアなどの関係者約90人が参加する。県産品のPRだけでなく観光情報を発信し、インバウンド需要の取り込みを図る。

 佐賀市出身の石井裕之氏が社長を務める「C&Saga Dining(シーアンドサガダイニング)」が、香港の中心街「タイムズスクエア」に出店した。

 店舗面積は約160平方メートルで、佐賀牛やみつせ鶏のあぶり焼き、早朝の競り後に空輸された玄海の魚介類、太良のカキなどを特注の有田焼で提供する。県内のほとんどの蔵元の日本酒もそろえる。

 店内にはデジタルサイネージ(電子看板)を置き、リアルタイムで佐賀県の観光、文化情報も伝える。

 ベンチャーファンドで投資した佐賀銀行の担当者は「この店がきっかけになり県産米が香港の一流店に販路を広げる波及効果も出てきた。香港に佐賀の魅力を売り込む地域商社の役割を果たしている」と語った。

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