唐津海上保安部長・西分竜二氏

 離任を前に3月29日、唐津東ロータリークラブのゲスト卓話に招かれた唐津海上保安部(唐津市二タ子)の西分(にしぶん)竜二部長(51)。「ぎりぎりになったけど、これで市内4ロータリークラブを全制覇できた」と喜ぶ。

 2年間の赴任中、最大の出来事はやはり昨年5月の唐津金塊密輸事件。「情報をもともと持っていて警察、税関とずっと追っていた」と明かし、「夜陰に紛れて入港するだろうと投光器を多く用意していたら、まだ日が明るいうちの大捕物になって」と振り返る。

 海上保安庁の昨年の10大ニュースの2位にも選ばれたが、1972年築の現庁舎に「帳場(重大事件の捜査本部)が立ったのは初めて」。今年夏には新庁舎に移る予定で「最後の年に大きな事件を挙げることができて良かった」。

 唐津湾いかだレースや西の浜清掃活動に率先して参加し、「唐津検定」にも毎年挑戦。「ぶんちゃん」と親しまれた。1日付で那覇海上保安部の巡視船業務管理官に。ただ高校生の子どもをはじめ家族は全員、唐津に残ることになり、「来年も唐津検定を受けます」。

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