「おのぼり」の出発を前に舞を披露した太神楽=神埼市神埼町の下の宮

元気な声を上げて「棒突き」をする子どもたち=神埼市神埼町の下の宮

 神埼市の櫛田宮一帯で3月31日と1日の両日、2年に一度開催の「みゆき大祭」が行われた。750年ほどの伝統を持つ祭典行事。県重要無形民俗文化財に指定される太神楽(だいかぐら)を先頭に、約700人の大行列が旧長崎街道を練り歩き、地域の厄をはらって安泰を願った。

 今回は尾崎東分地区が太神楽を担当した。31日夜は櫛田宮から約600メートル離れた下の宮までの「おくだり」。青空が広がった1日の「おのぼり」では、大蛇を模した長い胴体の獅子が、先導役の「めずり」とともに舞を奉納して下の宮を出発した。笛や太鼓の音と、かけ声にあわせ、獅子が力強い舞を披露し、沿道の人たちを楽しませた。太神楽を先頭に締元行列やみこしが連なり、約3時間を掛けて櫛田宮を目指した。

 近くに住む女性は「沿道に並んでいる人がだいぶ減ってきた」とさみしそうな表情を浮かべ、「若い人たちが少なくなってきているけど、伝統のある行事だから続けてほしい」と願っていた。

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