衛星電話などを装備した伊万里有田共立病院のDMAT専用車両

災害時に即応するため、伊万里有田共立病院のDMATに配備された専用車両=有田町

 災害時に現地で活動する伊万里有田共立病院(有田町)のDMAT(災害派遣医療チーム、田中達也隊長)に3月30日、専用車両が配備された。県内8病院にあるDMATで導入したのは初めて。衛星電話や医療機関などの情報を確認するモニターを備え、災害発生時に迅速な医療支援が期待される。

 車両は日産キャラバンをベースに、車高を高くするなど救急車と同じ規格にした。フリースペースを広く取り、隊員や患者計7人が乗り込める。熊本地震の際に病院の車で出動し、渋滞に巻き込まれたため、緊急車両と分かるように天井に赤色灯を備え、車体にDMATの文字を入れた。

 出動時は現場の状況に合わせ、病院の資機材を積み込む。ふだんは病院間の患者移送などにも使う。総費用は約850万円で、約半分は県が補助した。

 田中隊長は「災害時の混乱の中でもスムーズに通行できそう。地域の人たちの安全安心を守っていきたい」と話した。

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