佐賀県のドクターヘリ=佐賀市の佐賀大医学部付属病院

 救急医療体制の充実に向け、佐賀、長崎県は、ドクターヘリ運用で相互に応援する基本協定を結んだ。既に福岡県とも同様の協定を結んでおり、近隣両県と連携してカバーし合う体制が整う。4月1日から運用を開始する。

 これまで長崎県からは、応援を受けるだけだった。相互応援は、複数から同時に要請を受ける「重複要請」や機体の故障などでヘリが出動できない場合のほか、多数の傷病者が発生したり、相手県のヘリの方が地理的に近かったりした場合に出動する。対象地域は原則として相手県全域で、長崎県は一部離島を除く。

 協定は、両県とヘリ基地病院の佐賀大学医学部附属病院、長崎医療センター、連携病院の佐賀県医療センター好生館の5者で締結した。出動1回当たり約20万円支払っていた長崎県への費用負担はなくなる。2016年度は長崎から2件の応援があった。

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