新たに整備された予冷と保冷の設備=佐賀市富士町中原

 JAさが中部地区北山予冷センター(佐賀市富士町中原)の施設が全面更新され、27日に落成式があった。老朽化した野菜の冷却設備を刷新し、新たに共同選果施設を建設。広域の出荷体制を整え、新鮮で高品質な高冷地野菜の提供に努める。

 同センターはホウレンソウを中心に、レタス、パセリ、七草を扱う。今回は野菜の水分を蒸発させて冷却する真空予冷設備2基と保冷設備1基を更新。新設した共同選果施設では、富士町だけでなく、神埼市脊振地区の農家から持ち込まれた野菜も受け付ける。「農福連携」の取り組みとして、4月から2カ所の障害者施設に対し、ホウレンソウの選別や袋詰め作業などを依頼する。

 落成式には約60人が出席した。JAさがの大島信之組合長は「(3月に落成した)ホウレンソウのトレーニングファームと予冷センターを核として、中山間地域の農業と地域の振興、発展につながれば」と話した。

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