神埼清明高(岩村彰校長)の生活福祉系列3年生18人が、全国合格率70・8%の介護福祉士国家試験に全員合格した。先輩たちに続き「4年連続合格率100%」を目指してきた生徒たちは「重圧を背負っていた。うれしさより先に安心した」と胸をなで下ろした。

 生活福祉系列の3年生にとって、夏休みは実習、冬休みは試験へのラストスパートと、遊ぶ暇のない1年だったという。納富裕希菜(ゆきな)さん(18)は「何で選んだんだろ。やめたい気持ちもあった」。それでも「福祉だけじゃなく、いろいろな知識を教えてもらえた。厳しかったけど充実していた」と振り返った。

 1月28日に筆記試験を受けてから合格発表までの2カ月。立石愛真音(あまね)さん(18)は「全員合格できていればいいな」と不安と期待が入り交じる気持ちでいた。大塚幸さん(18)は太宰府で絵馬を買ってみんなで祈願したことなど、仲間と過ごした日々を思い出しながら吉報を待った。

 「来られる人は来ようね」。そう約束して迎えた合格発表の日は、10人以上が学校に訪れて恩師たちに報告した。指導してくれた先生たちに「怒られることもあったけど、今では感謝の気持ちしかない」と生徒たちは口をそろえる。

 新年度からは大学や専門学校などに進み、次の目標に向けて新たな一歩みを踏み出す。「合格したら3年間学んできたことの達成感がある。いまある環境に感謝して、勉強していって」と後輩たちにエールを送った。

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