見頃を迎えた熊本城の天守閣前広場にある大銀杏=2日

 熊本城(熊本市)の天守閣前広場にある大銀杏(おおいちょう)が紅葉し、見頃を迎えている。市民や観光客の目を長年楽しませてきたが、熊本地震からの復旧工事のため、同広場を含む城内は一部を除き立ち入り禁止が続いている。地震を乗り越え、今年も無事に色づいたことを伝えようと市が2日、報道陣に公開した。

 市によると、大銀杏は高さ約21メートルで、築城した加藤清正が植えたとの伝承が残る。1877年の西南戦争中に起きた火災で焼失したが、根元から新たな木が芽吹いて成長したという。

 熊本城は別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」とも呼ばれる。

 天守閣へのルートの入り口にある?当御門周辺も公開された。崩落した石垣を撤去し、残った石垣にモルタルを吹き付けたり、ネットで覆ったりして固定する応急工事が完成した。市は今月中にも重機を天守閣前広場に入れるためのスロープを設置し、復旧工事を加速させる。【共同】

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