町の将来像などを語る山口隆敏氏(左)、栗原繁氏(中央)、松尾佳昭氏=西松浦郡有田町の生涯学習センター

 4月3日告示、8日投開票の西松浦郡有田町長選立候補予定者の合同演説会が29日、町生涯学習センターであった。現職で再選を目指す山口隆敏氏(68)、新人で理容業の栗原繁氏(66)、新人で町議の松尾佳昭氏(44)の3人が、町の将来像や子育て支援について持論を語った。

 山口氏は有田焼創業400年や特産品開発などの実績を挙げ「先人が積み上げた歴史と文化を生かし、観光や産業を充実させる」と強調。新年度からスタートする町総合計画に触れ「安心安全で世界に誇れる町づくりへ行動したい」と意欲を見せた。

 栗原氏は「町民の中にも格差が広がっている」と指摘し、人件費など町経費の2~3割減を主張した。有田焼の10年後、20年後を見据え「都会にアンテナショップをつくり、ニーズに応える商品開発を支援する」と話した。

 松尾氏は「若さと行動力」を掲げ「トップセールスで有田の食と器を全国に広げる」と決意を述べた。専門員を配置した「子育てサポートセンター」構想を披露、佐賀大芸術地域デザイン学部や有田工高と連携し「ものづくりの拠点を目指す」と語った。

 陶都有田青年会議所が主催した。討論会の模様は有田ケーブルネットワークで4月2日まで放映、3日からはユーチューブで動画を公開する。

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