落成式があった太良町定住促進住宅。4月から40世帯の入居が始まる

テープカットを行った岩島正昭町長(中央)や事業会社の中島雅人代表取締役(左から2番目)

 JR多良駅そばの畑田地区に完成した地域優良賃貸住宅で29日、落成式があった。名称は「パレットたら」に決まり、4月から子育て世帯や新婚夫婦ら40世帯130人の入居が始まる。定住促進を掲げてきた関係者らが完成と満室の入居を祝った。

 40世帯のうち、町内での転居は15世帯で、町外からの転入は25世帯。町外で暮らしていた夫婦が里帰りなどで転入したのが16世帯で、福岡や長崎など県外からの移住もあった。町内在住者と結婚し、転入したケースは9世帯。申し込み時点で高校生以下の子どもは51人で、うち24人が町外から新しく加わった。

 住宅は5階建て全室3LDKで子育てへの配慮からキッチンは対面式。敷地内に小さな広場も設けられた。パレットという愛称は「さまざまな色が混ざり合って、和気あいあいとした生活が実現するように」という意味が込められた。

 町は結婚や出産などを機にを祝い金を送るなど子育て支援のまちづくりを進めている。今回は民間会社の資金やノウハウを活用する「PFI方式」を導入。今後の家賃収入と国交付金を充てることで、町費負担が少ない形をとっている。

 この日、落成式で岩島正昭町長は「人口減が続く中でたくさんの子どもたちに来てもらえることになり、本当にありがたい」と述べ、事業会社の中島雅人代表取締役は「町が本腰を入れたことで満室が実現した。快適な暮らしを守る管理運営を約束させてもらいます」と話した。

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