ねぐらにしている街中の木に集まったサギ。右奥の電線にはカラスの姿も見える=佐賀市城内の県庁前

 夕闇迫る佐賀県庁前の街路樹。甲高い鳴き声を響かせて飛び交うカラスたち。ねぐらとして黒々と染まる木々の撮影に向かうと、1本だけ緑の葉の中に白が目立つ木があった。

 よく見ると、100羽近いサギの集団だった。県生産者支援課によると、昨年ぐらいから集まるようになったという。この時期、中国大陸から渡ってくるミヤマガラスも加わるため、そばの電線にもカラスが並んでいる。

 カラスは天敵がいない安全で木が多い場所を、サギは水辺で木が生えている場所を好む傾向がある。県庁周辺はその条件に当てはまりはするが、なぜこの木なのかは判然としない。

 明々とした街中のねぐらに集まった白と黒の野鳥たち。お気に入りを見つけ、すみ分けているようだ。

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