農林水産省は2日、2016年産水稲の全国の作況指数(平年=100)を「やや良」の103で確定したと発表した。北陸地域を中心に、おおむね天候に恵まれ、豊作基調となった。作況指数が100以上となるのは6年連続。

 主食用米の収穫量は、前年比0・7%増の749万6千トン。新潟、富山、石川、福井の各県の10アール当たり収量は過去最高を記録した。

 飼料用米などへの転作が進み、作付面積は138万1千ヘクタールとなり、15年産と比べ2万5千ヘクタール減少し、2年連続で生産調整(減反)目標を達成。16年産米の60キロ当たりの相対取引価格は10月末まで平均1万4290円で推移しており、15年産と比べて1115円高い。

 地域別では、北陸が107の「良」、東北は103、北海道、東海、近畿、中国、四国は102で「やや良」、関東、九州は101で「平年並み」だった。

 佐賀県内の作況指数は「平年並み」となる100で確定した。主力の中晩生種の登熟期にあたる9月の日照不足が影響し、前回調査(10月15日現在)よりも1ポイント下方修正となった。

 10アール当たり収量(反収)は、前年比8キロ増の521キロ。主食用の作付面積は2万4800ヘクタール、収穫量は12万9200トンだった。地域別の作況指数は、早生品種の割合が高い唐松・伊西地区の「松浦地帯」が「やや良」の103で、反収は492キロ、それ以外の「佐賀地帯」は100で、反収は528キロだった。

 猛暑でスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の食害がやや多く、トビイロウンカは平年より多い発生となったが、被害は平年並みだった。

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