佐賀空港への配備計画がある陸上自衛隊輸送機オスプレイに関し、政府が千葉県木更津市の駐屯地に暫定配備する方向で検討を進めていることについて、自民党県議は慎重に事実を確認する姿勢を示した。佐賀への配備計画に反対する市民は「歓迎されないだろう」と受け止めていた。

 国会議員を含めたプロジェクトチームで、計画の受け入れを目指す自民党県議団の木原奉文会長は「あくまでマスコミ報道で、詳細な連絡は入っていない。事実関係を確認したい」と話した。2月5日に目達原駐屯地の戦闘ヘリコプターが神埼市千代田町に墜落した事故から2カ月に満たない状況も踏まえ、慎重に議論していく考えを強調した。

 県の古賀英敏調整監は防衛省に確認し「木更津に決まったという事実はない」と回答を受けた。暫定配備の検討については「報道を含めて防衛省の対応を見守る」と述べるにとどめた。

 佐賀空港への配備計画の問題性を訴え、4月1日に佐賀市川副町で反対集会を開く地域住民の会の古賀初次会長は「木更津のことを思うと何とも言いにくい」とした上で「これで計画が消えたわけではなく、政府が断念するまで反対運動を続けたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加