みずみずしい新芽が一面に広がる三根孝之さんのハウス茶園=嬉野市嬉野町

 今年の嬉野茶を一足早く味わえるイベント「第31回うれしの茶ミット」が31日と4月1日の2日間、嬉野市である。今年は、1日に正式オープンを迎えるうれしの茶交流館チャオシルが会場。28日には当日の振る舞いと販売に向けた茶摘みが行われ、実行委員会メンバーら約30人が一つ一つ手で摘み取った。

茶摘みは、同市嬉野町の三根孝之さん(31)のハウスであった。ハウス内はみずみずしい新芽の色に染まり、「プチ、プチ」という手摘みの音に交じってメンバーらの歓談も響いた。約4アールのうち、「茶ミット」での茶摘み体験で使う約1割を残して約80キロを摘み取り、この日のうちに嬉野茶の主流である蒸し製玉緑茶と、嬉野伝統の釜いり茶に加工した。

 三根さんによると、昨秋は冷え込みの時期が早く、年明けも低温で曇りがちだったことから、芽伸びは例年より遅れたものの、最近の気温の上昇で伸びたという。「例年より量は少ないが、最後にぐっと芽が伸びた方がおいしくなるので、味には期待できる。一番早い嬉野茶を味わって」と来場を呼び掛けた。

 茶ミットは午前9時から午後4時。新茶・茶餅の振る舞いや釜いり・手もみの実演、ステージイベントなどがあるほか、茶を使ったうどんや菓子などの販売もある。またうれしの茶交流館チャオシルには両日とも無料で入館できる。

 茶摘み体験は両日午前11時と午後1時で、予約はメール、mineryokuchaen@gmail.comへ。問い合わせは実行委員会、電話080(3983)6686へ。

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