定例会見で3月議会の機構改革案撤回について説明する峰達郎市長=唐津市役所

 唐津市の峰達郎市長は27日、定例の記者会見で、議会の指摘で撤回した機構改革について「施策の実現には待ったなしの状況。遅くとも6月議会には提案したい」との考えを示した。異例の撤回となったことには「(内部の)意思の疎通ができていなかったのが一番の反省点」と釈明した。

 市執行部は定例議会に4月1日付の機構改革に伴う部設置条例改正案を提案していたが、市議に「兼務でやれるのか」「これでは市長が思う施策ができない」など指摘され、22日に取り下げた。市職員の人事異動の内示は27日から28日に延び、規模も縮小される見通しとなった。

 機構改革は昨年末から検討していた。峰市長は「方向性を出すのが私の役目」「ちゃんと調整されていなかった」と説明。「市長と部長のコミュニケーション不足では」との指摘には「そうは思っていない。私が指示を出し、そこから下の流れがスムーズでなかった」と組織の問題との認識を示した。

 市政運営に不安を抱かせる事態が相次いでいるが、峰市長は「施策は進んでおり、うまくいっていないという認識は持っていない」とも語った。

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