東京商工リサーチ佐賀支店がまとめた県内の2月の倒産件数(負債額1千万円以上)は建設業の1件だけで、負債額は2400万円だった。販売不振が原因で、前年同月より1件、8600万円の減。2月単月では1971年の集計開始以来、件数、負債額ともに最低だった。

 単月の倒産件数が1桁台となるのは、2008年11月以来9年4カ月連続。同支店は、金融機関が中小企業への融資で返済を猶予するなどの対応を続け、倒産が抑えられているとみる。

 ただ、1千万円未満の小口倒産が散見されるほか、休廃業・解散件数は増加傾向にある。人手不足による人件費や物流費の上昇、海外相場の変動による原材料高も企業業績に影を落としており、「倒産が緩やかに増加する可能性がある」としている。

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