就労継続支援の利用者が制作した作品を並べ、熊本地震復興への支援を呼び掛けた=佐賀市の諸富体育館ハートフル

就労継続支援の利用者が制作した作品=佐賀市の諸富体育館ハートフル

 佐賀市の諸富体育館ハートフルで25日、雑貨の販売やマッサージなどを行う「Beauty&Healthフェア」があった。同市川副町の「まごころ授産所」など四つの就労支援施設や就労継続支援事業所の利用者が制作した物品を販売し、復興支援団体「熊本癒(いや)し隊」が熊本地震復興への支援を呼び掛けた。

 

 癒し隊は全国の有志約60人で結成され、熊本県の益城町や西原村に毎月通い支援活動をしている。整体や演奏などメンバーそれぞれが得意分野を生かして被災地域に貢献する。隊の塚原学さん(52)=佐賀市=は「大きな自然災害は『明日はわが身』。自分も助けてもらう機会ができるかもしれないから、今助けたい」と考え立ち上げたといい、「仮設住宅もまだまだ減らず、復興まではまだ支援が必要」と力を込めた。

 イベントは春と秋に開き3回目を迎え、前回から福祉事業所の利用者による手作り品も販売している。参加した佐賀市末広の就労継続支援B型事業所「IROIRO(いろいろ)」は、利用者が作った羊毛フェルトの作品やドライフラワーのリースなどを並べた。代表の磯本由紀子さん(54)は「人と関わることが苦手な特性を持つ利用者も、作品制作などで無理せず自立していく道を模索できたら」と話していた。

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