かかとを上げて音がならないように平行に上げ下げして歩く高校生モデルら=福岡市博多区の麻生塾専門学校11号館

世界各国のイメージした着物を着るファッションショーに参加する高校生モデルと講師ら=福岡市博多区の麻生塾専門学校11号館

講師から姿勢や歩き方の指導を受ける高校生モデルら=福岡市博多区の麻生塾専門学校11号館

 2020年の東京五輪に向け、世界各国を表現した着物を作る「KIMONOプロジェクト」で、九州各県の高校生がモデルとなるファッションショーの練習が3月17日、福岡市で始まった。佐賀県や福岡県から集まった高校生モデル約40人が、プロのモデルから姿勢や歩き方などの指導を受けた。

 若い世代に着物文化を再確認してもらうことや、平和な世界を願って行われる。九州各県の高校生100人がモデルとなり、各国をイメージして作られた着物に身を包み、着物を通して国の魅力を発信する。

 佐賀県内からは5人が参加し、浴衣を着て練習した。壁に背中をつけて正しい姿勢を確認した後、1歩ずつ真っすぐ小股で歩いたり、ターンしたりする練習に励んだ。「肩を開いて胸を張って」「明るく見えるように目線を15度上げて」など講師のアドバイスを聞きながら、5人は慣れない動作を習得しようと真剣な表情で練習を繰り返した。

 唐津東高校1年の松本紫音さん(16)は「猫背なので余計に難しかった」と話し、ほかの4人も姿勢を意識して歩くことに苦戦した様子だった。龍谷高校1年の大塚葉菜さん(16)は「自分が担当する国のことを調べ、思いを込めてできるように頑張ります」と意気込んだ。ほか、佐賀からは鹿島高校1年の稲冨莉々香さん(16)、佐賀西高校1年の岩村彩加さん(16)、唐津東高校1年の中島あかりさん(16)が参加する。

 練習は全4回行い、ショーは4月29日、福岡県久留米市の久留米シティプラザで開かれる。

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