小城市の前商工観光課長の男性(55)=退職=による「清水の滝ライトアップ(清水竹灯=あかり=)」事業の不適切な会計処理問題で、江里口秀次市長は26日、明細が不明な領収書類の再調査に関し、第三者の参加を検討する考えを示した。

 定例市議会で香月チエミ議員の一般質問に答えた。香月議員は「(明細などを調べる)請求先の追跡再調査には、第三者を入れたらどうか」とただした。江里口市長は「どうしても内部だけの調査では疑問に思われる。庁内で協議したい」と応じた。調査時期については「なるべく早くやりたい」と答えた。

 香月議員は、竹灯り事業の赤字補てんのため、前課長の架空請求による91万円の不正流用に触れ、「前課長に退職金の一部返還を求めないのか」と追及した。大橋隆司総務部長は「前課長の処分は終わっている」と否定的な姿勢を見せた。

 竹灯り事業の補助金対象となる前課長の会計事務について、江里口市長は2月に「要求監査」を求めた。監査委員は、出納帳など帳簿や台帳が存在せず、領収書の購入品目を切り取られるなどしていたため「監査は不可能」とする報告を出している。

このエントリーをはてなブックマークに追加