佐賀錦振興協議会の指導で佐賀錦の手織り体験をする参加者=佐賀市松原の旧福田家

 佐賀市柳町の旧久富家など5会場で25日、職人から佐賀のものづくりを学ぶイベント「春休みおもしろ体験会」が開かれた。親子連れなどが各会場を巡り、ステンドグラスのオーナメントや緞通(だんつう)糸のブレスレットなどを作り、職人の技に触れた。

 伝統織物佐賀錦の普及に努める佐賀錦振興協議会は、旧福田家(同市松原)で佐賀錦の手織り体験とキーホルダー作りを指導した。手織り体験は、金色の和紙を細く切った縦糸に、色とりどりの絹糸で横糸を通していく。横糸を縦糸の上を通したり下を通したりして織物に模様を浮かび上がらせるため、参加者らは目を凝らしてヘラを動かし縦糸の本数を数えていた。同協議会の会員らは「卍(まんじ)の図柄は厄よけですよ」など、佐賀錦に込められた願いを伝えながら指導をした。

 折り紙が好きだという鍋島小4年の宇都杏奈さん(10)は「体験したのは初めて。細かい作業は得意なので、難しかったけど楽しかった」と笑顔を見せていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加