タイでの奨学金事業を終了したことを報告する山路さん=佐賀市城内

 国際交流活動に取り組む佐賀市のNPO法人「地球市民の会」は24日、約30年続いたタイの学生への奨学金支援事業を終了し、支援者に報告した。

 佐賀市城内のカフェ「楠の森フィリエ」で報告の集いを開き、「里親」として支援した経験のある3人が参加した。同会でタイ事業を担当する山路健造さんが3月上旬に現地を訪ね、最後の奨学金を届けたことを伝えた。

 1990年から続けてきた事業を終えることについて、山路さんは「政府や篤志家の奨学金が充実してきた」など、以前に比べてタイが発展していることを理由の一つに挙げた。参加者の1人は「途上国支援が(発展によって)次第になくなることは、健全なこと」と感想を話した。

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