試食会でふるまわれたコハダ、シバエビ、イイダコ、アサリなどの「まえうみもん」

有明海の魚介類まえうみもんによる試食会=太良町の夜灯見荘

 コハダやシバエビなど有明海で取れる魚介類「まえうみもん」の販路開拓やPRにつなげようと21日、太良町で試食会が開かれた。町内外から飲食店や旅館、水産卸業の関係者など約35人が実食。種類が豊富でさまざまな味覚が楽しめると、熱い視線が注がれ、高い評価が聞かれた。

 

 特産の竹崎カニやカキの陰に隠れ知名度が低かった魚介に着目した。全12品目が用意された。コハダは握りのほかに磯辺巻きや南蛮漬けになった。シバエビはかき揚げやみそ汁の具として存在感を見せ、イイダコの煮付けやスズキの刺身も好評を得た。回転ずしチェーン「くら寿司」の購買担当者は「冷凍でも鮮度が保たれており、食感が残る。魚種も豊富で目を引く」と感想。スズキやボラなどは調達を検討するという。

 地元の漁協大浦支所の弥永達郎委員長は伝統の投網漁法や調理法を紹介し「たくさんの人に海を知ってもらい、未来につなげたい」と述べた。試食会はさが県産品流通デザイン公社が企画、太良町や県有明海漁協と協力し初めて開かれた。

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