スイッチを入れ、7年3カ月ぶりに3号機の発電機と送電線をつなぐ作業員=東松浦郡玄海町の玄海原発中央制御室

 九州電力は25日、玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の発電と送電を7年3カ月ぶりに再開した。試運転で出力を段階的に上げていき、早ければ4月5日にもフル出力に達する見通し。4月下旬の営業運転復帰を目指す。

 25日午後2時29分、中央制御室で約100人の関係者が見守る中、作業員がスイッチを入れて発電機と送電線をつないだ。現場に立ち会った玄海原発の今村博信所長は、送電開始の報告を受け「とにかく安全で」と気を引き締めた。

 3号機の出力は118万キロワット。発電再開時は5%の約6万キロワットまで出力を上げた。問題がなければ徐々に出力を上げ、フル稼働の状態に移っていく。

 現在は調整運転中で、実際に送電し、施設状態を調べている段階。今後、原子炉が安定的に連続運転できるか確認する原子力規制委員会の最終検査に合格すれば、通常の営業運転を再開する。

 玄海4号機は4月に燃料を装填(そうてん)し、5月の再稼働を予定している。

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