小池卓さんと川本太郎さんが制作した日常使いの器が並ぶ会場=佐賀市天神のギャラリーイバ

 陶芸家の小池卓(たかし)さん(61)=神埼市=と川本太郎さん(49)=佐賀市=が、佐賀市天神のギャラリーイバで新作展を開いている。素朴な土の感触を楽しめる小池さんの器と、川本さんが作ったさらりとした磁肌の陶磁器約150点が並ぶ。4月1日まで。

 

 小池さんは1994年、脊振に「陶房 石」を開き、近くの山で採掘した土などをブレンドして作品を制作している。土の質感を残した荒々しい作風で、ずっしりと重く手になじむ。

 川本さんは栃木県の益子町などで修行を積み、約20年前に富士町で独立した。これまでシンプルな無地が多かったが、最近は黒いラインを入れて引き締まった雰囲気の器を制作している。

 毎年雪解けの時期に同ギャラリーで新作展を開いている川本さんが小池さんを誘い、昨年初めて二人展を開いた。小池さんは「来年からは同じ脊振山系の作家を誘って、『脊振の自然が作らせる物』を展示できたら」と話す。

 30、31の両日は、焼き物の粘土でオリジナルの陶印を作るワークショップを開く。参加費は無料。4月中に完成を引き渡す。問い合わせはギャラリーイバ、電話0952(22)3130。

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