有識者の講演と参加企業・団体の事例紹介があった「健康寿命をのばそう!サロン」=福岡市博多区のTKPホール

 厚生労働省が国民の健康増進を目的に取り組むセミナー「健康寿命をのばそう!サロン」が20日、福岡市で開かれた。6年前から始まった事業で、全国で約4千の企業・団体が参加し、各地で開かれるセミナーに福利厚生の担当者を出席させている。佐賀県からは12の企業・団体が参加している。

 同サロンでは、有識者による講演と参加企業・団体による活動事例の紹介があった。有識者の講演では、慶応義塾大百寿総合研究センターの平田匠特任助教が、健康寿命を延ばすことを目的とした「健診」の正しい活用法を、具体例を挙げながら説明した。

 平田助教は健診は健康状態を把握できる絶好のチャンスとし「数値が基準内であっても上限に近い場合は要注意」と指摘。「血圧も家庭と健診での数値に開きがある場合は、仮面高血圧として測定できないリスクがあることを認識しなければならない」と話した。

 質疑応答のコーナーでは調剤薬局の薬剤師から「医師の診察を受けている患者に、薬局としてどこまで関わることができるか」などの質問が出ていた。

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