これからの佐賀について参加者と意見交換する山口祥義知事(中央)=佐賀県庁

 幕末佐賀の藩校・弘道館をイメージした県の事業「弘道館2」(5時間目)が25日、佐賀県庁であった。幕末に弘道館で実施されていた「会読(かいどく)」を再現しようと、山口祥義県知事が講師を務めた。県内の高校生や大学生など24人が人気漫画「キングダム」や知事手製の教科書をもとに熱く意見を交わした。

 「会読」とは、多数の生徒で中国の儒教の教典「四書五経」などを読み議論し合う読書会。今回は知事手製の教科書を使って佐賀の魅力について語り合った。

 参加者からは「あることが当たり前になっていて当たり前を見直す必要がある」「焼き物など渋い物が多い。若者の視点を入れて見せ方を変えていくこと」といった意見が飛び交った。

 山口知事は、「東京の人には響くけど、佐賀の人に地元の魅力を分かってもらえないことがあってギャップに悩んでいる」と話した。

 続いて、山口知事は「葉隠」の教えについても触れ、「やるかやらないか迷ったら、トライすることが大事」と締めくくった。

 参加した小城高校1年の齋藤千春さん(16)は「いろいろな視点で考えられた。『迷ったらやる』という知事の言葉が胸に響いた。これからの生活にいかしていきたい」と目を輝かせた。

このエントリーをはてなブックマークに追加