前輪のタイヤがパンクして福岡空港の滑走路で動けなくなり、駐機場にけん引されたピーチ・アビエーション機=24日午前10時39分(共同通信社ヘリから)

 24日午前8時10分ごろ、福岡市博多区の福岡空港で、関西空港発の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション151便が着陸後に前脚のタイヤ二つがパンクして動けなくなり、滑走路が約2時間20分閉鎖された。乗客159人、乗員6人にけがはなかった。閉鎖の影響で欠航した発着便は計82便に上った。

 機体前脚の車輪の向きを変える装置が壊れていたことも分かり、国土交通省は、事故につながりかねない重大インシデントに当たると判断した。運輸安全委員会は、航空事故調査官3人の現地派遣を決定。25日に関係者の聞き取りや機体の調査を実施する。

 機体はエアバスA320。国交省航空局によると、パンクに加え、前脚の車輪の向きを変える装置が壊れ、ハンドル操作が伝わらない状態になっていた。タイヤが横を向いて滑走路上に止まり自走できないため、タイヤを交換し、けん引車を使って移動した。

 ピーチによると、関西空港を出発する前の点検では、タイヤに異常はなかった。

 国交省福岡空港事務所によると、欠航したのは国内線81便と国際線1便。着陸予定だった計22便が、韓国・釜山や佐賀、長崎などの空港に目的地を変更する影響が出た。【共同】

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