山口祥義知事(左)へ密書を渡す肥前夢街道の忍者=佐賀県庁

 嬉野市の忍者を研究している関係者が22日、佐賀県庁を訪れ、嬉野に3人の忍者が実在したことが古文書などで確認されたと山口祥義知事に報告した。同行した忍者村「肥前夢街道」(同市)の忍者は9月の地元開催の「国際忍者学会」に招待する“密書”を山口知事に渡し、快諾を受けた。

 面談では佐賀戦国研究会の深川直也代表(佐賀市)が、江戸時代の山伏の「弁慶夢想」や蓮池藩士の「古賀源太夫」「田原安右衛門良重」が忍者の活動に当たる情報収集などを行っていたことを報告した。同席した忍者の研究者の山田雄司三重大教授は、調査結果に基づき3人を忍者に認定した経緯を説明した。

 山口知事は、佐賀藩の忍者を調べるよう“密命”を出した。肥前夢街道の忍者「安蔵」は「忍者で知られる伊賀、甲賀に並んで佐賀と胸を張って言えるようになったので、かなりうれしいでござる」と話した。国際忍者学会は9月8日、嬉野市の嬉野温泉で開かれ、国内外から関係者が訪れる。

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