キーホルダーに色を塗る子どもたち=佐賀市の県立佐賀城本丸歴史館

実走イベント用の蒸気船=佐賀市の佐賀大附属小

 明治維新150年記念事業「肥前さが幕末維新博覧会」に合わせ佐賀市の佐賀城本丸歴史館に設けられた「こどもいしんラボ」で24日、ものづくりの魅力にふれる「こどもいしんワークショップ」が開かれた。子どもたちは溶かしたスズから、猫やムツゴロウなどのキーホルダー作りに挑戦した。

 東亜工機(鹿島市)の社員の指導を受け、型作りから挑んだ。砂型に型を押しつけ、溶かしたスズを流し込んだ。固まったスズを型から取り出し、はさみややすりを使って形を整えた。「立って動かした方が力が入る」などアドバイスを受けながら、丁寧に成形し、油性ペンで好きな色を塗って仕上げた。

 ムツゴロウのキーホルダーを作った佐賀大附属小3年の徳永深君(9)は「溶けていたスズが固まるのがおもしろかった。やすりで削るのは難しかったけど、紫色に塗ったヒレの部分が気に入っています。バッグに付けたい」と完成を喜んでいた。

 会場隣の佐賀大附属小では、全長90センチの蒸気船の実走イベントが開かれた。午前の部では、タンクから漏水し、プールに浮かべることはできなかった。残念がる子どもたちに、県担当者は「今でも蒸気船を動かすのは難しい」と実用蒸気船を造った当時の佐賀藩の技術力の高さを伝えていた。

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