佐賀とオランダのつながりについて説明するモレ・ハネカさん=佐賀市呉服元町のダッチカフェ

 佐賀市呉服元町のオランダハウス隣に開設されれたダッチカフェでは、有田町在住のモレ・ハネカさん(40)=オランダ・ヴェールト市出身=が講演。幕末期から続くオランダと佐賀のつながりを解説した。

 ハネカさんが学んだオランダのライデン大学は、幕末期に長崎・出島のオランダ商館医だったシーボルトとゆかりが深いことを紹介。「彼が持ち帰った植物が大学内に植えられ、博物館もある。私が学んだ日本語学科も彼がいなかったら開設されなかっただろう」と功績の大きさを語った。

 佐賀藩がオランダから蒸気機関や造船技術を学んだという歴史に加え、オランダのデザイナーと2016年に共同開発した有田焼の新ブランドも説明。ハネカさんは16年から有田町で民泊を営んでおり、「新ブランドを見に来るため宿泊するオランダ人が多い。両国の新しいつながりができている」と熱っぽく語った。

 セミナーは県国際交流協会が国際理解を目的に開き、約20人が聴講した。

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