個人部門で最優秀賞に輝き、県農林水産部の池田宏昭副部長(手前)から表彰を受ける国清博美さんと妻のツル子さん=小城市のドゥイング三日月

 佐賀県果樹技術・経営コンクール(県、JAグループ佐賀園芸特産振興協議会共催)技術部門の表彰式が20日、小城市で開かれた。露地ミカンの生産者を対象に審査し、個人は国清博美さんと妻のツル子さん(鹿島市)が最優秀賞の農林水産大臣賞、団体はJAからつ上場果樹部会値賀支部(東松浦郡玄海町)が最優秀賞の農水省生産局長賞に輝いた。

 国清さんは土壌の適正な水分管理を行って高品質の露地ミカンを生産し、例年10アール当たり5トン以上という高い収量を確保している。県が導入を推進する「根域制限栽培」のモデル的園地として高い評価を受けた。

 JAからつ上場果樹部会値賀支部は、高品質ミカンを作るためのマルチ被覆面積が全体の88%と高く、優良品種への計画的な改植やかん水設備の導入、定期的な研修会開催でブランド率55%という好結果につなげた点が評価された。

 表彰式は露地みかん生産振興研修会の中で行われ、国清さんら受賞者が県農林水産部の池田宏昭副部長から表彰状を受け取った。研修会では、10アール当たり収量(反収)10%アップに向けた生産量の拡大や栽培面積の維持、マルチ被覆面積を個人で10%増やしてブランド率向上を図るなどの生産振興方策を確認した。

 他の入賞者は次の通り(敬称略)

 【個人】優秀賞(九州農政局長賞) 川原徹・広子(佐賀市)▽優等賞 鬼木秋輝(唐津市)鶴克次(鹿島市)平倉秀喜(同)

 【団体】優秀賞(九州農政局長賞) 大和みかん生産組合川上地区水上、西山田、小隈集落(佐賀市)▽優等賞 広域みかん多久選果場運営委員会晴田隔年交互結実栽培研究会(小城市)

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