JAへの参加、参画を進めるための方策を考えたセミナー=佐賀市のグランデはがくれ

 JAへの参加、参画を促す方策を考えるセミナーが20日、佐賀市であり、長野県の元JA松本ハイランド専務で、社会福祉法人理事長の髙山拓郎さんが講演した。ニーズが多様化する時代でJAが存在感を発揮するために、組合員本位の運営を進めるよう訴えた。

 髙山さんは自らの経験を踏まえ、「次世代対策の前に、今ここにいる組合員との共感づくりが大切」と強調した。JAの組織活動や事業は前例踏襲になりがちとし、「会議や大会を開くことが目的となり、その後のリアクションを追い求めてこなかった」と指摘した。

 JAが進める自己改革については、「目的ではなく(改善のための)手段」と位置付け、組合員の声や意見に真摯(しんし)に耳を傾けた運営ができているか、組織を客観視する必要性を説いた。「各地域に特徴がある。金太郎飴(あめ)ではなく、自分たちがやれることを組合員に分かりやすく伝える必要がある」と述べた。

 セミナーはJA佐賀中央会と日本農業新聞が主催。JAの役職員や生産者組織の代表ら約200人が参加した。

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