ギョーザの皮の生地を伸ばす参加者たち=神埼市中央公民館

参加者に笑顔で声を掛ける島敬子さん(右)=神埼市中央公民館

 神埼市民らでつくる認知症予防の会「ピカピカ」が発足して1年経過した。中心となって会を立ち上げ、活動に奔走してきた島敬子さん(73)=神埼町=は「意識を持って認知症を予防してほしいとの思いで取り組んできた。自宅で開くことで居場所づくりにもつながるはず」と初年度を振り返り、活動に手応えを感じている。

 生涯学習グループで30年近く音楽などを指導してきた島さん。ただ、当時からの参加者が高齢になってきたことなどから認知症予防の必要性を感じ、「みんなで楽しく予防していこう」と昨年4月に会を発足させた。

 準備期間を経て、昨年6月から月1回、島さんの自宅で活動を続けてきた。毎回15人程度が参加し、生け花や習字、絵画を通じて手や口を多く動かして脳の活性化につなげてきた。

 19日には本年度最後の活動を、神埼市中央公民館で開いた。島さんと交流のあった中国出身の王艶(おうえん)さんを講師に招いて「本場中国の水ギョーザをつくろう」をテーマに、皮づくりから具材を詰め込むまでの作業を実施した。

 参加した約30人は、王さんから「ネギは油と絡めながら混ぜるとおいしくなる」「生地は外側から伸ばして」などと指導を受け、楽しんでギョーザづくりに没頭。苦戦する場面もあったが、「難しいけど、手先の運動にすごくいい」「小学生のころの粘土遊びみたいで楽しい」と笑顔を見せていた。

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