南相馬市の現状や熊本地震被災地について語るツノダヒロカズさん=有田工高

 東日本大震災などの被災地支援を続けるツノダヒロカズさん(千葉県)の講演と映画上映会が20日、有田町の有田工高であった。ツノダさんは熊本地震やネパール地震など国内外の被災地を訪れて感じたことを紹介し「災害時には若い人のボランティアが必要。想像力を働かせて協力して」と呼び掛けた。

 ツノダさんはちょんまげによろいかぶと姿でサッカー日本代表を応援し、サポーター仲間らとともに被災地支援を続けている。講演ではちょんまげ姿で被災地を奔走することに「批判もある」とした上で、「子どもたちが笑顔になる。ボランティアでは相手のニーズに寄り添うことも大切」と話した。これまでに100回以上東北を訪れているが「平均すると月1回。できることをできるときに続けることが大切」と訴えた。

 映画「MARCH(マーチ)」はツノダさんがプロデューサーを務め、福島第一原発から北に約30キロにある福島県南相馬市の小中学生マーチングバンドを中心に、住民の証言や愛媛FCとの交流を追った。

 有田工高生徒会(田端竜会長)では広報部員を中心に、震災後の2011年6月から学校新聞「remember311」をほぼ毎月発行している。メンバーが鹿島市であったツノダさんの講演を取材した縁で、同校でも開催した。

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